
目次
HSPの特徴の一つ『一を聞いて十のことを想像し、考えられる』
これはHSPの特徴の一つなんですけど、
この『一を聞いて十のことを想像し、考えられる』って、
すごく重宝される特徴だと思うんです。
雇用主とかからは(笑)
わたし自身も、雇用主とかから褒められた事何回もあります(笑)
でもこれって、行き過ぎると気を回し過ぎて疲れちゃうんですよね。
褒められたり、役に立ててるって思うと嬉しいじゃないですか。
必要とされてる感があって(笑)
でも、段々相手の気持ち(もしくは雇用主の気持ちw)を優先しがちになって
他者を優先しちゃうから疲れちゃうわけです。
ただ、どんなに霊感のある人でも、100%完璧に人の思いを見切る事ってできないんですよ。
なぜなら見ている世界が違うから。
全く同じ角度から物事を見ることは不可能なので、
100%人の気持ちを読むっていうのは不可能です。
「いや、そんなん当たり前だし!」
って思う人の方が多いと思うんですけど、
わたしみたいなのは、割と、
当たっちゃうんですよ!(笑)
職業柄、自分の感じた事とか、見えたこととか伝えると、
結構当たっちゃうんです(笑)
「昨日〇〇食べました?」とか、
「〇〇みたいな傾向ありますか?」とか、
「最近〇〇しましたか?」とか。
そういうのがバチっと当たる事が多いんですね。
正確に言うと、
当てに行くというか体が教えてくれたことをそのまま伝えているだけなんですけどね( ᐛ)
一を聞いて十が当たり過ぎると、
全部読めちゃうんじゃないか…?
わたし…。
みたいな危険な思考に陥るわけです(笑)
でももちろんそんな事はありえないのです。
100%バッチリ他者のことをわかる人なんていないんです。
だから十知れるような気がするけど、できないんです。
つまり何が言いたいのかっていうと、
人の気持ちを
全て正確に察するなんて
不可能なんだよ\( ˙▿︎˙ )/
ていう話です。
あまりに当たり前過ぎるんですけど、
日本て『察する』に重きを置きまくる文化じゃないですか(笑)
なので、察するように一生懸命な人が多いのではなかろうかと思ったのと、
わたし自身が最近ようやく腑に落ちたことだったのでw
まずこれをシェアしました。
それを踏まえた上で、次にわたしの先生に教わった考え過ぎない方法をお伝えします\( ˙▿︎˙ )/
Tommyに教わった『定義の保留』
わたしは今、Body Chanceでアレクサンダーテクニークという
体の使い方のメソッドを学んでいるのですが、
先日その学校のクラスで、Tommy先生に教わった
『定義の保留』
というものがめちゃくちゃ使えるな!₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾と思ってシェアします。
例えばなんですけど、
街を歩いている時に、何気なく通行人の方の顔をパッと見て、
「あの人は眉間にシワが寄っているから不機嫌に違いない」とか
「この人は化粧がバッチリだからデートに違いない」とかw
根拠は全くないけど、定義付けしてません?
無意識に。
これは良い悪いじゃなくて、
獲物を狩ってた時代からの名残で、
「こやつ自分にとって安全なのか…?はたまた危険なのかえ…?」
っていうやつです。
自分にとって安全かどうかっていう確認のためのなんとなくの定義付けです。
これはどんな人も少なからずやっていると思うんです。
反射的に。
で、Tommyの提案が、
「その定義付け、
一旦待ってみたらどうやろか( ˙灬˙ )」
っていうものなわけです。
あっ!Tommyは日本語喋れないです。アメリカ人です(笑)わたしの和訳です(笑)
これだけだとさっぱり意味不明だと思うので、
クラスで実験した話を書きますね₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾
まず、二人組になって、相手の顔を観察します。
観察し終わったら、相手に一人ずつ順番に触れます。
一人が終わったら、もう一人が触れます。
もう一度同じことをするのですが、少しやり方を変えます。
同じ相手の顔をもう一度見るのですが、
今度は一切定義付けをせずに、ただ相手の顔を見ます。
ただただ見ます。
ただ、何も適宜付けしないで、
「眉毛はこんな感じかぁ…」
とかも考えずにw
ただ見ます。
先ほどと同じ時間見た後に、
もう一度、一人づつ相手に触れます。
で…?
って思うじゃないですか…。
でも、
これが
全っっっっっっっ然違うんです!
最初に比べると、定義付けを保留した時は、
触れてもらった時に、穏やかで、柔らかくて、
全てを許されてる…!
そのままを許可されてる…!!
何この安心感…!!!!!
みたいな感じなんです\( ˙▿︎˙ )/
で、これがなぜかというのは今のところのわたしの見解なんですが、
定義=決めつける
という部分があるんじゃないかなって思うんです。
例えばなんですけど飲み会とかで、
「ほらわたしって、おっちょこちょいじゃないですかぁ♡」
って自分をドジっ子キャラでアピールするのと、
「この子ほんとおっちょこちょいで、いつもわたしがサポートさせられちゃうんですよ。」
って先輩に言われるのって、全然違うじゃないですか(笑)
矛先が変わるじゃないですか。
なんなら目的も変わるじゃないですか(笑)
いや、これがいい例題なのかちょっと分からないですけど(笑)
何が言いたいのかっていうと、
人に自分のこと決めつけられるとムカつきますよねってことです。
うん。
逆を言えば、
何も決めつけられず、
ただそのままを見てもらえるってめちゃくちゃ安心する!
ってことなわけです。
つまり、自分が相手を決めつけない事(定義を保留する事)が
大きな安心と信頼に繋がり、
延いては、自分自身の安心にもつながる(相手が警戒しないので)
という事なのです。
これがTommyの教えてくれた『定義の保留』の話でした。
で、次にわたしのマザーでこの『定義の保留』を実験した話を書いてみます(▪︎⌔︎▪︎)ゝ
玄関に入る前に、一旦ちょっと待ってみる。
玄関じゃなくてもどこでもいいんですけどね(笑)
これはTommyが、
実際自分の生徒さんの子供と旦那さんに対しての定義の保留の練習のために、教えた方法なんですけど、
わたしは、これをマザーで練習してみました。
わたしは沢山闇出ししてるんですが、
どうも
「マザーの不機嫌が怖い」
という記憶だけ中々手放せなくて、
色々実験してるんです。
だもんで、この
『マザーは不機嫌だと怖い』という定義をちょっと待ってみる
(保留してみる)
実験をしてみました。
まず帰宅の際玄関の前で、
「今日のマザーは機嫌がいいかもしれない。機嫌が悪いかもしれない。
いつもはこうだけど、という定義は一旦置いておこう。」
と決めます。
で、
ただただ、マザーを見ます。
ガチンコで正面から見ると怪しまれるので、こっそり斜めから見てました(笑)
で、これは本当に不思議なんですけど、
『マザーは〇〇な人』
っていう定義を一旦置いておいて、ただ見ただけで、
過去にわたしを怒鳴って怖かった母の残像や、
不機嫌な状態の会話で傷ついた残像がなくなり、
『今に居続ける事ができた』んです。
ただ、わたしを産んで育てた、
年上の女の人。
という事実。だけ。
本当に不思議なんですけど、
とてもとても快適で、穏やかで、豊かな時間でした。
これはかなり大きな収穫でした。
この気づきはめちゃめちゃ大きかったし、
保留するだけなんで、すごくやりやすかったです。
そして保留することで、
いかに日々相手を決めつけて過ごしているかという事と、
考え過ぎる事がかなりのエネルギーの消耗だということを実感したわけです。
ただ見る、っていうのは、
『見る』という行為をただそのまま、丁寧に行い続けるというだけです。
これを意識すると、
今までは見ているだけでも、かなりの数の決めつけを同時進行で行っていたんだなと気付きました。
これは体感すると凄い面白いので、ぜひ実験してみてください\( ˙▿︎˙ )/
そして次は、クラスで「自分にも使える」というステキ発言をしてくださった方の言葉を実践した話を書きます。
自分に対しての 定義=決めつけ も保留できる
クラスでTommyに
「これって自分自身にも使えるなって思ったんです。」っていう素敵な意見を言ってくださった方がいて、
ほんまやっ!\( ˙▿︎˙ )/
って凄い新たな発見をしたんです。
別の言い方をすれば、
『常識を疑う』とかって事なんだと思うんですけど、
わたしにはその『保留』っていうのがとっても心地良くて、
例えばさっきの例をまた使うと(笑)
「わたしはおっちょこちょいだ」という定義を一旦保留するわけです。
つまり、
「おっちょこちょい」という一面がある時もあるけど、
そうじゃない時もあったり、なかったり、ラジバンダリって事ですよね(最後ちょっと違う)
これを理解した時に、
毎日違う自分を見つける事ができる
可能性がある
という事に
とてもワクワクしたんです。
何十年も生きてると、自分のパターンを、自分の性格を、あらゆることを
めちゃくちゃ決めつけてるじゃないですか。
それを闇出しでめっちゃ手放してみたけど、
でも、『保留』しちゃうこともできるんだなっ!って分かったら、
めちゃくちゃ自由度が増したんですよ。
闇出しもあるし保留もあるよっ!って感じで。
おせちもいいけどカレーもねっ!的な感じで(ちょっと違う)
闇出しは闇出しの良さがあって、
とことん感情を味わい切る時にはすごく便利だし、
何より変化が早いので、
ケースバイケースで使い分けたらいいんじゃないかなって思います。
「パピームカつくぜっ」を手放すのは『定義の保留』だけだと難しかったです(笑)
感情がどんどん溢れてきたので、
まずそっちを味わい切らないと落ち着けなかったんですよね…˚▱˚
闇出しについてはこちらをご覧ください。
自分が自分に対する定義を保留しつつ、いらない定義はどんどん手放したら、
さらに軽やかに自由に、幸せになれるんだなっ!って分かって、
今すごい楽しいです\( ˙▿︎˙ )/
だから書きたかったんですけどね(笑)
最後に、結局HSPの人はこの定義の保留をどう使ったら楽になるのかって話を書きたいと思います₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾
人の気持ちを読もうとする習慣を手放せると楽になる
わたしも練習中ではありますが、
定義を保留するという考え方があると、そもそもの
『人の気持ちを読もうとする』・『 一を聞いて十知ろうとする』ことも保留できるので、
非常に楽です。
十知ろうとしても出来ない時ももちろんあるし、間違っている事だってあるから、
それなら一旦その思いを保留して、
楽に軽やかに生きる方が楽しいな!って思いつつあります。
なにより察するという定義すら保留するとめちゃくちゃ楽になります。
察することを完璧に寸分違わずできるなら、
それはもう超能力者なので、
そんな事はできないし、しなくていいわけです。
でも、HSPの人って、
多分察しが合ってる事が多かったり、なんとなくの期待も分かっちゃったりするから、
「それならやりましょうか…」ってなったりすると思うんですけど、
(いや、HSPでも色んな方がいるとは思うんですけど)
だから察するのをやめるっていうのはハードルが高いかもしれないんですよね。
だもんで『保留』
取り敢えず、一旦ちょっと待っとく
このラフさが、HSPの人には命綱だったりすると思うわけです。
もちろんどう生きるかなんて、それぞれの自由だけど、
『HSPだから生きにくい』っていう定義を保留してみたら、
何か違うものが見えてきたりすると思うんです。
HSPだからこそ出来る仕事って絶対あるし、
HSPだからこその長所もあるはずだから、(繊細な人の気持ちに同意できるとかねっ!)
それが見えてくるだけで、
充分素敵な事だって思うし、
それぞれの方が、それぞれの長所を見つけられたら、
それはそれは楽しいんじゃないかって思うのです\( ˙▿︎˙ )/
そして何より、
HSP関係なしに、
毎日新しい自分を知る事ができるなんて、最高に楽しいゾって思うわけです。
長年一緒に暮らしている家族の新しい面を見られるなんて、希望があるなと思うのです。
すぐに出来なくたっていいし、忘れちゃったって別にいいし
苦手な事は苦手なまんまだって別にいいんだけど、
知識が何かの救いになる時もあるので、
よかったら試してみてくださいまし₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾
それでは最後までお読み頂きありがとうございました\( ˙▿︎˙ )/
もしよろしければSNSなどでシェア頂けたら嬉しいですm(_ _)m
愛と光を込めて🙏✨💕
っていうのはHSPの特徴の一つなんですけど、
それって時に、
『考え過ぎて疲れちゃう』
みたいな事が起こりやすいと思うんですよ。
でもそんな方に、
すごくいい方法をわたしのアレクサンダーテクニークの先生に教わったので、
今日はその方法を早速シェアしたいと思います。